春整枝

春整枝は機械摘採茶園に必要な管理で、摘採後の摘採面を均一にし、次の茶期の生葉に古葉や木茎、あるいは遅れ芽や残り芽などが混入しないために行います。
冬を乗り越え栄養をたっぷり含んだ芽を残し、表面をならしていきます。

右が春整枝前、左が春整枝後の茶園です。この時期から狭山の茶畑は青く染まっていきます。

整枝後は防霜ファンをON！
皆さん見たことありますか？茶畑にある大きな扇風機。
多くの方は夏の暑さで枯れないようにあると認識されていますが、
実は可動しているのは3月下旬～1番茶摘採までの短い期間です。
防霜ファンによる霜対策は、霜が降りるときに気温の逆転現象が起こる事に注目した方法で地上の暖かい空気を下方向におくることで霜の被害を防ぎます。

一番茶まで1か月とちょっと！茶園管理だけでなく、体調管理もしっかり行っていきます！